睡眠の質を高める2大成分が含まれる「トマト」

 

From 酒井雅史

名古屋市中村区高道町のたかみち針灸接骨院より

 

 

夏野菜の代表格でもあるトマト。

昔から、「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど、トマトには豊富な栄養素が含まれています。

生のまま手軽に食べられることもあり、健康や美容のために、旬のトマトは毎日でも食べたいくらいですね。

 

そんな栄養満点のトマトが、実は睡眠の質を高めるのに役立つ食材だと、近年ますます注目されていることをご存知でしょうか。

トマトには、良質な睡眠につながる2大成分が複数含まれており、それぞれが違った角度から快眠をサポートしてくれる効果が期待できます。

 

【睡眠の質を高めるトマトの成分】

  • GABA

アミノ酸の一種であるGABAは、脳や脊髄ではたらく抑制系の神経伝達物質です。

そのため、GABAの作用で脳の興奮を抑える効果が期待できるため、ストレスや不安なことがあることで寝付きが悪い人や眠りが浅い人は、トマトを食べることで良質な睡眠のサポートにつながります。

さらにGABAには、体の中心温度(深部体温)を下げる作用もあります。

寝る前に深部体温を下げることができると、自然な眠気を感じることができるようになるため、寝つきを良くして睡眠の質を上げる効果が期待できるのです。

トマトは野菜の中で最もGABAの含有量が多く、さらには低カロリーでその他の栄養価も非常に高いため、無理なくGABAを摂るには最適な食材の一つです。

 

  • トリプトファン

必須アミノ酸の一種であるトリプトファンは、神経伝達物質であるセロトニンの原料になります。

そしてこのセロトニンからは、睡眠ホルモンとも呼ばれるメラトニンがつくり出されます。

メラトニンは睡眠のリズムを整えたり、自然な眠りを促す作用のある、快眠には欠かせない成分です。

トマトにも含まれるトリプトファンを摂取することで、メラトニンの分泌を促進する効果につながります。

また、メラトニンは加齢によって分泌量が低下する傾向があるため、歳とともに眠りが浅くなったり寝付きが悪くなったなどの悩みを改善するのにも意識したい成分です。

 

 

トマトには、このほかにも、強力な抗酸化力を持つリコピン、疲労回復に効果的なクエン酸、浮腫みの予防に最適なカリウム、美肌に嬉しいビタミン類など、様々な栄養が含まれています。

トマトが旬のこの時期には、積極的にトマトを食べて、健康や美容に役立てるとともに、今よりもっと良い睡眠を手に入れましょう

有限会社たかみち